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サンディエゴ木村です。音楽とゲームが好きです。カリスマブロガーを目指します

webnokusoyaroと僕

webnokusoyaro a.k.a iTunesカードディーラーからiTunesカードを買う為、僕はバイトの休憩時間を3時間もらって電車に乗り込んで、45分ほどかけ、みなとみらい駅に向かった。

https://twitter.com/i/moments/1095887204046450689  (企画?の説明)

 

1時間ほど早く着いてしまったので、みなとみらいの下見を始めた。下見というのもウェブクソさんはTwitter 

https://twitter.com/webnokusoyaro

https://twitter.com/okasira4

に現在地を写真と共によく上げてくれていたので、予め場所を覚えていればスムーズに写真と場所が合致し、位置を特定できるであろうと思い1時間ほど歩き倒した。(僕はあくまで「割と地元」レベルなのでみなとみらいの土地勘はない)

 

15時頃にみなとみらい駅に着いたとのツイートがあり、写真もアップロードされていた。幸いにも1時間の徘徊で既にチェックしていたところだったのですぐに場所は把握できた。

 

場所に向かうとウェブクソさんは確かにいた。紙袋を2つほど下げた挙動不審な男は明らかに周りから浮いたオーラを放っていた。なるほど、ドラッグディーラーだと思い近づいて、声を掛けた。「webnokusoyaroさんですか?」に対し「多分そうです...」と小声で答えていてボケが細かすぎて聞き逃しそうであった。

 

「人目につくのでどこかに行きましょう」と女性に対する誘い文句かのような優しい言葉に促されるまま、近くのベンチに腰掛けた。座るやいなや、交渉が開始し、1500円を払ったのち、怪しい紙(iTunesカード)を手に入れた。ドラッグディールさながらの背徳感からか僕の心は明らかに高鳴っていた。サイン、写真と続き、握手をしてすぐに時間は終わってしまった。

 

1時間の徘徊のうちに考えていた話したいことやしたいことは全て忘れていた。イヤホンの向こう側にいる人間を目の前にして話す感覚はライブハウスでアーティストを見るのともまた違って、とても不思議だった。きっとウェブクソさんはもっと不思議な感覚なのだろうとも思う。会ってみて思ったことは普通の人間だったことだ。本人のリリックを借りて言うなら

 

普通の人みたいなラッパーじゃなくてあくまでラップをする普通の人

 

だった。

(『へんなうた』「なんとなく生きてる」よりhttps://itunes.apple.com/jp/album/hennauta/id1187186831  )

決して悪い意味でなく「普通の人」である彼に救われたというのは大げさかもしれないけれど、少なくとも僕の人生を変えられたことだけは間違いない。普通とは何か?みたいな議論はさておき、普通の人にも共感を生んだり、曲で笑わせたり、人生を変えることができるんだと思った。

 

ほんの5分しか喋れなかったし、言いたいことはほとんど言えなかったけど、行けてよかった。今度はちゃんと言いたいことを言いたいね〜〜!

 

寝ます